A selection of art books by Diskah

2026.02.13

1980年代からの東京OGスケーターでアーティスト、DISKAHこと田中大輔氏のアートブックが入荷。
LOST and HOLDは写真集。DISKAH’S MONSTERS / RETROLIC SPECTIVE はDISKAH氏のモンスターが描かれたアートブックとなります。

① LOST and HOLD
仕様:ソフトカバー / 20.0×28.5cm / 144pページ / ブラック & ホワイト オフセットプリント
価格:4,500円+税

イントロダクション:
写真集 LOST and HOLD は、Diskahが ”最も濃密な時を過ごしていた” 90年代~00年代に撮影された140点以上の秘蔵写真 (LOST) で構成される写真集です。
一連の写真群は、弱冠二十歳の写真家、中嶋琉平の手によって長い時を経て現像 (HOLD) されました。

写されていたのは、街に渦巻く研ぎ澄まされた危うい匂い、そして荒々しくも華麗な路傍の品性。
またそれらとは一見無関係に、しかし同じ世界線に共存する人々が織りなす穏やかなる殺風景。
あるいは、家族と愛。
ある種の覚悟を持ちながらも、あくまで市井に生きる者だけに宿る視座が確かに焼き付けられ、
アレて・ブレて・ボケたモノクロームのヴィジュアルに混じって「スタイル」として溢れてきます。

何をどのように撮影するかは写真をアートとして成立させるための前提でしかありません。
肝心なのは「誰が」撮ったか。Diskahはそれを体現することのできる稀有な作家の一人です。

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② DISKAH’S MONSTERS
仕様:ハードカバー / 18.2×23.0cm / 64ページ / フルカラー オフセットプリント / ヴァーニシング加工
価格:5,000円+税
出版年:2022年1月

イントロダクション:
Diskah による怪獣画を集めたアートブック、「DISKAH’S MONSTERS」。
ディスカーとTANG DENGで2年以上温め続けた快作です。
2019年、Diginner Gallery で発表されたモンスターイラストレーションはストリート・アートシーンで驚きをもって迎えられ、ペインターとしての Diskah の名前を一気に認知させる大きな原動力となりました。
その表現は独特で、100% Skateborderとしてのアイデンティティである反骨精神や毒、そしてヴァンダリズムなど自身の出自を内包しつつも、鑑賞者誰しもを楽しませる大衆性・包容力を兼ね備えた唯一無二の作品群です。
つまりとても怖くて可愛い怪獣達です。
“DISKAH’S MONSTERS” は、2014〜2021年末までに描かれた作品の内44点を掲載、コロナ禍の不条理も飲み込みながら進化し続けるその表現の集大成であり、ひとつの到達点として編集・制作しました。

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③ RETROLIC SPECTIVE
仕様:ソフトカバー / 18.2×25.7cm / 36 ページ / フルカラー
価格:2,000円+税
出版年:2025年1月

イントロダクション:
Diskah のポップサイドであるモンスターイラストレーションとそのラフスケッチを特集したスペシャルブック。
2025年1月の Diginner Gallery での個展 “RETROLIC SPECTIVE” に合わせて製作。

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DISKAH
東京都生まれ。
1990年代初頭、スケートチーム TOKYO Z-BOYZ のメンバーとして活動を開始。
1994年にはスケート、アート、音楽を横断する多目的レーベル OWN (Original World Network)を立ち上げ、2008年まで主宰する。活動の最中、友人から借りた一台のカメラがきっかけとなり写真表現に傾倒。Fine Magazine、Warp Magazine Japan、Wheel Magazine、Trans World Skate Japan などで、OWNの活動を捉えた写真を発表していった。
その後、林文浩の助言を受け、ZINE という形で自身の写真をまとめ始める。これを機に、林が編集長を務めていたファッション誌 DUNEにも作品を寄稿するなど、写真家としての活動が広がっていく。
一方で、90年代後半からはドローイングやペインティング作品の制作にも着手し、雑誌やミュージシャンへのアートワーク提供も開始。2002年より Diskah 名義で本格的に作家活動をスタートする。
のちに大図実験、さらにはニューヨークを拠点とするアーティスト集団 Barnstormers のメンバーとしても活動を展開。絵画、写真ともに独学で深めてきた表現は、国内外での個展・グループ展、ファッション・音楽・広告への作品提供など、多方面へと広がり続けている。

編集: Tang Deng 株式会社 石丸洋平


Photo: Muraken